BHTにプログラムを送信する方法-TermTermで送信

ハンディターミナルにプログラムを送信するには方法を紹介します。

ハンディターミナルのプログラムは、拡張子がPD4です。

通常、ファイルの送信には、通信ユーティリティを使用しますが、このソフトウエアは有償なので、ここではTeraTermを使った方法を紹介します。

【準備】
パソコンにCU( 載せ台)を接続します。
CUのドライバである ActiveCom のドライバを デンソーのページからダウンロードして設定してください。
※CU= コミュニケーションユニット (communication unit) 載せ台のこと

【TeraTerm を手動で操作するときの手順】
(1) BHTを受信待ちにします。
BHTの[SF]]+[1+を押しながら[PW]を押してシステムメニューにします。
2:Dow.nloadを選択します。
これは30秒でタイムアウトしますので、TeraTermが間に合わなかったら、リトライしてください。

(2) TermTermを起動します。
通信ポートを選択します。通信ポートには「~Active COM~」があります。

[ファイル(F)]→[転送(T)]→[YMODEM]→[送信]の順に選び、プログラムファイル「~.PD4」を選択します。

【TeraTerm のマクロで実行する】

●マクロの例

このマクロは、プログラムファイル「target.pd4」を送信します。
このマクロファイルと同じフォルダに プログラムファイル「target.pd4」を置く。
このマクロのファイルを拡張子[ttl]で作成し、拡張子[ttl]をTeraTermと関連付けをすると、ダブルクリックすることで実行できるようになる。

;このマクロと同じフォルダにプログラムを置く
;このマクロのファイルを拡張子[ttl]で作成し、拡張子[ttl]をTeraTermと関連付けをすると、
;ダブルクリックすることで実行できるようになる。
;
;通信ポート番号=3 通信速度=115.2k
connect ‘/C=3 /BAUD=115200′
;
;送信するプログラム名=target.PD4
;フルパスのプログラム名を作成
PRGNAME=’target.PD4’
getdir filePath
strconcat filePath ‘\’
strconcat filePath PRGNAME
;
;YMODEMで送信する
ymodemsend filePath
if result=1 then
messagebox ‘送信終了’ PRGNAME
else
messagebox ‘送信に失敗’ PRGNAME
endif
;
;終了する
closett
end